空腹時血糖、HbA1cの見方 ー 糖尿病について
空腹時血糖、HbA1cは共に糖尿病の有無、重症度を反映する検査です。
それぞれ空腹時血糖が110未満、HbA1c5.8未満が基準値になります。これを超えてきますと境界型糖尿病、軽症糖尿病、糖尿病の疑いということになります。
糖尿病の疑いがある場合は、他のコレステロール値や血圧との兼ね合いでその後の診察方針が決まります。
基準値を超える場合は受診していただき、糖尿病の状態をさらに詳細に検査する必要があります。
糖尿病と診断されると、まず食事療法、運動療法のやり方およびおおよそのカロリー計算の仕方を学習していただきます。
医療機関での治療は内服治療、インシュリン自己注射ですが病状によって個人差があります。近年、インシュリン療法は安全性が高まり苦痛が無いように改良されました。当初インシュリン療法を行い病状が安定したら内服治療に変更できる場合も多くなりました。
糖尿病は放置すると腎臓、血管、目、脳、心臓、性機能等の広範囲に障害を来たします。失明、人工透析、心筋梗塞、脳梗塞、下肢切断の原因ともなります。生活習慣病の中でも最も適切な管理を要します。
糖尿病について他の生活習慣病と同様に放置される方がたくさんおられます。異常を指摘されましたら早めに受診いただきたいと思います。


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