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2011年4月

2011年4月15日 (金)

男子厨房に入るべし

人間ドック当日の結果説明で必要がある場合は食事指導をしています。多くの男性は食事に問題を抱えています。その際に、男性でもご自分で料理をすることをおすすめしています。

独身の一人暮らし、単身赴任あるいは共稼ぎで外食の機会が多い方は、ほぼ例外なく食事が偏ってしまいます。ラーメン屋、牛丼屋等で簡単におなかを満たしてしまったり、コンビニの惣菜、弁当で済ませるパターンになっていないでしょうか。

解決の方法は、少し大変ではありますがやはり自炊することです。

外食ではなかなか摂れない野菜も自分で料理をすればいいわけです。でも、料理の経験はあまりなくて・・・とおっしゃる方が多いのも事実です。

そこで、おすすめはクックパッド http://cookpad.com/

すでに有名ですが、素人が自分のレシピを公表して自慢(?)するおもしろいサイトです。食材は普通にスーパーで売っているものばかり、作る手順がシンプルで味に失敗がないのが特徴です。旬の食材をフューチャーしたり、「つくれぽ」という実際に調理してみてどうだったかを報告する人気コーナーがあったりどんどん充実してきています。

おすすめする最大のポイントは簡単なのにおいしいいこと。写真付きの手順通りに作るだけです。10個くらいの好みのレシピが自由に作れるようになれば当分は使いまわしできます。

外食に比べれば安くてヘルシーなことは間違いありません。独身のうちに料理が出来るようになっていると、結婚してからも共稼ぎだったり奥様が妊娠・子育て等で忙しい時には株が上がるでしょう。

今後、おすすめのレシピがありましたらご紹介してゆきたいと思います。

2011年4月 6日 (水)

安心できる表現

福島第1原発から放出されたとみられる極めて微量の放射性物質がワシントン州とアイダホ州の水道水で検出されました。 米環境保護局によれば「幼児でも7000リットルの水を飲まなければ、自然界に存在する1日当たりの放射線量に達しない」ということです。
1リットルあたり0.2ピコキュリー(ピコは1兆分の1)のヨウ素131を検出したそうです。
キューリーという耳慣れない単位が出てきました。これは古い単位で1キュリーは3.7×1010ベクレルに相当するそうです。
単位はさておき、どの程度の量までの摂取なら大丈夫という基準をはっきり示してほしいものです。
魚も野菜も過剰反応されていて無駄に廃棄されているようです。諸外国への食品輸出も難しくなり、海外の日本食レストランは倒産の危機に直面しています。海外での報道が過激になってきているのは、IAEAが指摘したように東電の情報開示が十分ではないからのような気がします。風評被害の拡大も、放射能の拡散状況や各地の放射能量のデータ開示が断続的で、ひとつ問題が発生するとそれ以前の懸念事項が放置されるということが繰り返されているのが原因だと思います。
各地点での水・大気・食品・雨の放射線量のデータを継続的にすみやかにかつ分かりやすく提供していただければ、かえってパニックは回避できるのではないでしょうか。
とにかく一日も早く安心させて欲しい ー 世界中の願いです。

花粉の季節はめまいの季節?

春先に一番忙しいのは耳鼻科の先生かもしれません。

今シーズンは花粉の飛散量が多く花粉症が重症になることが多いようです。

そして、この時期は寒暖の差が激しいことも特徴です。それにより風邪を引いたりしやすくなります。加えてめまいを訴える方が増えるのです。

これは秋口や冷房の強くなる夏にも同様の傾向が見られます。寒い日と暖かい日が不規則に来ると自律神経や平衡感覚が異常になってめまいの原因となるようです。

気温に対応してこまめに着衣を調節したり疲労やストレスを溜めない、適度な運動が予防法です。

2011年4月 5日 (火)

メンデルスゾーンの死因

裕福な銀行家の過程に生まれ育ったメンデルスゾーンは、若くして才能を発揮し各国の王族に寵愛されまさに次代の寵児でした。しかし、一族は早逝の家系で祖父、父親ともに60歳代で4歳年上の姉は42歳で亡くなっていました。1847年、38歳の時にメンデルスゾーンは頭痛、手のしびれを発症し一時的な回復の後に強い頭痛を訴え亡くなりました。

一族が同じような脳卒中の発作で亡くなっていることを考えると、家族性の高血圧症、遺伝性のう胞腎、脳動脈奇形、高脂血症等が病因と考えられます。死亡時のメンデルスゾーンの症状からはこのような基礎疾患が原因でクモ膜下出血を起こした可能性が高いといえます。

血圧計が発明されたのは1896年で、この頃には血圧と脳卒中の関連、クモ膜下出血の原因である脳動脈瘤の存在などは分かっていませんでしたし、治療法もありませんでした。

現代でしたら一度目の発作の時点で動脈瘤の処置をして、血圧や脂質のコントロールをすることで救命できたことでしょう。

不治の病は今でもたくさんありますが、死因となっている疾患の過半数は予防も治療もできるものです。そのような状況で、現在の日本での健康診断の受診率が3割弱しかないということは、大変もったいないといえるでしょう。

予防と早期診断、的確な治療 ー 大切ですね。

2011年4月 1日 (金)

がんばるとこんな効果がー消えた脂肪

継続して毎年人間ドックを受けていただくリピーターが多くいらっしゃいます。

ドック受診当日にいろいろ生活パターンのご指導をさせていただきますが、効果の度合いは大きく差が出ます。

今日は特に1年間で効果が明らかだった方を紹介させていただきます。

上が当初の内臓脂肪CTの画像です。下が1年後(正確には10カ月後)の画像です。

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食事療法と運動で筋肉量を落とさずに皮下脂肪、内臓脂肪の両方を減らすことに成功しています。体重は110Kgから77Kgになりました。内臓脂肪の面積は145c㎡から12c㎡に減りました。高LDLコレステロール血症、高血圧症があったのですが、正常値になっています。

30代とお若かったこともあって厳しくご指導させていただきました。内臓脂肪、皮下脂肪が多くすでに生活習慣病を発症されているわけですので問題だったわけです。実はその1年前にもドックを受診され1年間でかえって体重が増えてしまっていたのでした。

生活習慣を変えることは難しいことです。目的意識を持って地道に気を付けてゆくしかないですね。