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禁煙

2009年10月30日 (金)

タバコ1箱500円時代ははたして来るのか

鳩山政権でタバコ増税の動きがあるようです。1箱500円を想定しているようです。

欧米ではタバコ1箱は700円以上します。一部では1000円を越える国もあります。

先進国の中では日本のタバコは最も安いといえます。原価はあまり変わらないですから日本ではタバコ税負担はとても軽いのです。

高くすれば喫煙者が減るので税収は微増でしょうから、税収のためではなく健康被害の軽減の目的を掲げた方がより賛同は得られるのではないでしょうか。

参照ニュース

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102901001103.html

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc%2Fdomestic%2Ftobacco_tax%2F#backToPagetop

「たばこ1箱500円」は適当?  クイックリサーチ

http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php

葉たばこ生産者の反対運動ーこちらも深刻です

http://www.jtga.or.jp/hantaiiken2.pdf

WHOのデータを追加します。 (6ページのグラフ) 

http://www.who.int/healthinfo/global_burden_disease/GlobalHealthRisks_report_full.pdf

年間世界で130万人が肺がんで死亡していますが、71%は喫煙が8%は大気汚染が関与しているというデータです。

タバコの消費が減ることでいろいろな業種にダメージを与えることは間違いないでしょう。卸業、小売店、農家への影響は深刻になるかもしれません。

しかし、喫煙率が上昇している若い世代、特に女性と未成年の喫煙人口の増加は、今後の日本に暗い影を落とすことは明らかです。

タバコ税の議論において税収や景気への影響しか言及されないことは残念なことと思います。

2009年10月24日 (土)

以外な落とし穴ー電子タバコ

タバコを吸う行動は赤ちゃんがおしゃぶりを吸うことにつながるようです。

したがって、禁煙を始めて口寂しくなった時に、なにか口にくわえていると気がまぎれるということがよく言われます。

禁煙外来を長年していて、パイポなどの擬似タバコが結構有効であることを実感しています。

ガム、あめ、するめ、おしゃぶりこんぶなども口の刺激を与えてくれて効果的ですが、それに加えて口にくわえるものが安心感をもたらすのです。実際ご指導させていただく際に擬似タバコをお勧めしてきました。

中でも電子タバコが人気のようです。電池が入っていて交換式のカートリッジから水蒸気が出てきます。あたかも実際に喫煙しているかのような演出をするわけです。喫煙成功までの途中はタバコを吸うときの唇の感触や口に入ってくる煙の質感が恋しい時期なので禁断症状の苦しさが軽減されるわけです。

最近FDAは電子タバコのカートリッジの中に人体に有害なジエチレングリコールや発がん性のあるニトロソアミンが検出されたと発表しました。

FDA(米食品薬品局) 日本では厚生労働省に当たる公的機関 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%A3%9F%E5%93%81%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81%E5%B1%80

結構効果を確認できていたので、私自身残念に思っています。ただ、電子タバコは禁煙してしまえば不要となり使うこともなくなるわけですから、喫煙を続けることに比べれば発ガンははるかに少ないでしょう。

それにしてもこのような製品が良く売れているところを見ると、禁煙をしたいと思っている方は増えているということなのでしょう。

当面、更なる検討で安全性が確認されるまでは禁煙外来の患者さんにはお勧めしないことといたします。