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乳がん

2011年9月14日 (水)

20代の乳腺超音波検査

20代女性の乳がんはまれですが、マンモグラフィ検査よりも超音波検査の方が診断能力が高い可能性が示唆されました。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/jbcs2011/201109/521456.html

乳がん検診は一般的には35歳を過ぎますと各種検診で2年に一度受けることができます。

わかすぎファミリークリニックでは人間ドックの無料オプションとして乳房超音波検査を施行しております。20代の乳がんの診断経験はありませんが乳腺症、線維腺腫等の良性腫瘍はよく見受けられます。

2011年5月 5日 (木)

乳がんという病気

田中好子さんが55歳という若さでお亡くなりになりました。再発転移を繰り返し19年もの間、闘病されていたそうです。

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Statistics

乳がんは全年齢で発症が増えています。治癒率は上昇していますが、死亡はじわじわ増えつつあります。35歳を過ぎたら出来れば2年に1回はマンモグラフィーか超音波検査を受けましょう。乳がんで乳房を切除するのは3割を切っています。検診を受けていればほとんどの場合早期で診断できます。どういうわけか日本女性においては乳がんと子宮頸がんの検診受診率だけが欧米のそれに後れをとっています。

2009年11月20日 (金)

乳がん再発促進因子

女性の乳がんにおいて、肥満で40%、アルコールで90%、喫煙で120% 再発のリスクが高まることがわかりました。(フレッド・ハッチンソンがん研究センターがJournal of Clinical Oncologyに発表)

 肥満とアルコールは血中エストロゲン値の上昇と関連し、喫煙は発がん物質が関与するということが疑われています。 

軽度肥満はかえって長寿ということは以前ご報告しました。適度の飲酒も寿命を延ばします。しかし、喫煙は量に関わらず健康障害をもたらします。

乳がんは日本人女性の19人に1人が一生の間にかかるといわれています。

何事もほどほどがいいということなのでしょうか。

2009年10月 6日 (火)

ピンクリボン運動

YAHOOでもキャンペーンが進行中のピンクリボン運動はとてもタイムリーで重要な活動だと思います。

消化器外科医としてがん治療に携わって20年以上が経ちますが、この間にがんの発症部位は大きく変化しています。外科医が手術するがんの最も頻度の高いがんは胃がんでした。手術や治療の研究も胃がんが多くなされていました。しかし、現在では胃がんは減少し乳がんや大腸がんの症例が増加しています。肉食中心の食生活の変化や運動不足が原因と考えられています。

中でも女性が一生の間に5%の確立で発症する乳がんは、早期診断が容易で自己検診や定期的な医療機関での検診はとても意味があります。日本は全体的には医療についての意識が高く健康診断を受ける方が多いのですが、国際的に見ると乳がん検診の受診率は低い方に属します。これは発症が多いのに死亡率が低く問題視されにくいこと、急激な増加に啓蒙活動が追いついていないことが原因と考えられます。

30歳代後半からの自己検診、超音波、マンモグラフィーを受けることで、乳房を切除する可能性や死亡を避けることができるのです。

もし、自己検診で乳房のしこりや血液のまざった分泌物に気づかれましたら是非外科を受診してください。乳がんの多くは早期に診断されています。早期であれば乳房を残せて、しかも抗がん剤や放射線療法も少しで済みますから、副作用の苦痛も最小限に抑えられます。

しこりがあっても8割以上は良性です。ためらわないですぐに外科を受診ください。